沖縄観光で迷ったら、北部の美ら海水族館と古宇利島、那覇の首里城と国際通りを軸に組めば外れがありません。
この記事は、初めて沖縄本島を旅する人や、久しぶりに行くので定番を押さえ直したい人に向けて書いています。
エリア別のおすすめスポット15か所に加えて、ベストシーズン、2泊3日のモデルコース、移動手段や航空券の取り方までまとめました。
沖縄観光で外せないおすすめスポット15選
沖縄本島は南北に約100kmあり、南部・中部・北部で雰囲気がまるで違います。
まずは一覧で場所と所要時間の目安をつかんでおくと、旅程が組みやすくなります。
| スポット | エリア | ジャンル | 滞在の目安 |
|---|---|---|---|
| 首里城公園 | 南部(那覇市) | 歴史・世界遺産 | 1.5〜2時間 |
| 国際通り・第一牧志公設市場 | 南部(那覇市) | 街歩き・グルメ | 2〜3時間 |
| 斎場御嶽 | 南部(南城市) | 聖地・世界遺産 | 1時間 |
| おきなわワールド | 南部(南城市) | 鍾乳洞・文化体験 | 2時間 |
| 瀬長島ウミカジテラス | 南部(豊見城市) | 海辺のショッピング | 1〜1.5時間 |
| 美浜アメリカンビレッジ | 中部(北谷町) | 街歩き・夕日 | 2時間 |
| 青の洞窟(真栄田岬) | 中部(恩納村) | シュノーケル・ダイビング | 半日 |
| 万座毛 | 中部(恩納村) | 絶景 | 30分〜1時間 |
| 沖縄美ら海水族館 | 北部(本部町) | 水族館 | 2〜3時間 |
| 備瀬のフクギ並木 | 北部(本部町) | 散策 | 1時間 |
| 古宇利島 | 北部(今帰仁村) | ドライブ・ビーチ | 1.5〜2時間 |
| ナゴパイナップルパーク | 北部(名護市) | テーマパーク | 1時間 |
| やんばるの森 | 北部(国頭村・東村ほか) | 自然・世界自然遺産 | 半日 |
| 慶良間諸島 | 離島(那覇から船) | 海・ビーチ | 日帰り〜1泊 |
| 石垣島・宮古島 | 離島(飛行機) | 海・リゾート | 2泊以上 |
※滞在時間は編集部の目安です。混雑や天候で変わります。
首里城公園(那覇市)
琉球王国の政治と文化の中心だった城で、首里城跡は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されています。
2019年の火災で焼けた正殿は復元が終わり、2026年11月23日から一般公開が始まりました。
| 正殿の観覧 | 2026年11月23日から公開(30分単位の日時指定・事前予約制) |
|---|---|
| 入場料(個人) | 大人1,000円 高校生760円 小中学生370円 6歳未満無料 |
| 予約なしで入れる範囲 | 正殿内を除く有料区域 |
| 予約・最新情報 | 首里城公園公式サイト |
※料金は2026年11月23日改定後のもの(首里城公園の発表による)。
正殿の中まで見たいなら、旅行日が決まった時点で予約枠を押さえておくのが安心です。
空きがあれば当日も買えますが、公開直後は埋まりやすいと考えておいたほうがいいでしょう。
国際通り・第一牧志公設市場(那覇市)
那覇の中心を約1.6km貫く通りで、土産物店、泡盛の専門店、沖縄料理の店がずらりと並びます。
一本入った市場本通りや公設市場まで足を延ばすと、観光客向けの顔とは違う那覇の日常が見えてきます。
公設市場では1階で選んだ魚を2階の食堂で調理してもらう「持ち上げ」ができるので、昼ごはんを兼ねて寄るのがおすすめです。
斎場御嶽(南城市)
琉球王国時代から最高の聖地とされてきた場所で、こちらも世界遺産の構成資産です。
巨大な岩が三角形に寄りかかってできた「三庫理(サングーイ)」は写真で見るより迫力があります。
観光地というより祈りの場なので、大声を出さない、立ち入り禁止の場所に入らないといったマナーは守りましょう。
おきなわワールド(南城市)
国内有数の規模を誇る鍾乳洞「玉泉洞」と、赤瓦の古民家が並ぶ王国村がひとつになった施設です。
エイサーの演舞や琉球ガラスづくりの体験もできるので、雨の日の行き先として覚えておくと重宝します。
瀬長島ウミカジテラス(豊見城市)
那覇空港から車で15分ほどの島に、白い建物のショップやカフェが段々に並んでいます。
頭上を飛行機が低く飛んでいくのが見どころで、到着日や最終日の空き時間にちょうどいい距離です。
美浜アメリカンビレッジ(北谷町)
アメリカ西海岸のような街並みに、雑貨店や飲食店、観覧車が集まるエリアです。
すぐ横のサンセットビーチは名前のとおり夕日の名所なので、夕方に合わせて訪れると満足度が上がります。
青の洞窟(恩納村・真栄田岬)
洞窟の奥に差し込む光で海面が青く光る、本島で指折りの人気マリンスポットです。
泳ぎに自信がなくても、ガイド付きのシュノーケルツアーなら初心者や子ども連れでも参加しやすくなっています。
波が高い日は洞窟内に入れないことがあるため、ツアーは旅の前半に入れておくと振替がききます。
万座毛(恩納村)
琉球石灰岩の断崖が海に突き出した景勝地で、象の鼻のような形の岩がよく知られています。
遊歩道は一周20分ほどなので、北部へ向かう途中に立ち寄るのにぴったりです。
沖縄美ら海水族館(本部町)
沖縄観光の定番中の定番で、ジンベエザメとマンタが泳ぐ大水槽「黒潮の海」は一度は見ておきたい光景です。
| 入館料(通常) | 大人2,180円 高校生1,440円 小中学生710円 6歳未満無料 |
|---|---|
| 16時以降の入館料 | 大人1,510円 高校生1,000円 小中学生490円 |
| 開館時間 | 8:30〜18:30(入館締切17:30) ※GWや夏休みは延長あり |
| 那覇からの距離 | 車で約2時間(高速道路利用時の目安) |
※料金・時間は沖縄美ら海水族館公式サイトの掲載内容(2026年11月確認)。
16時以降は料金が下がり、団体客も減ってゆっくり見られます。
北部に泊まるなら、昼間は古宇利島や備瀬を回り、夕方から水族館に入る順番も検討してみてください。
備瀬のフクギ並木(本部町)
美ら海水族館から歩いても行ける集落で、防風林のフクギが緑のトンネルをつくっています。
水族館の混雑に疲れたら、ここで木陰を散歩するといい休憩になります。
住民が暮らしている集落なので、私有地に入らないよう気をつけましょう。
古宇利島(今帰仁村)
全長約2kmの古宇利大橋を渡ってたどり着く小さな島で、橋の上から見下ろす海の色は本島でも別格です。
ハートの形に見える岩があるティーヌ浜は、恋の島という呼び名の由来にもなっています。
島は車なら一周10分ほどで回れるので、海を眺めるカフェで休みながらのんびり過ごすのが合っています。
ナゴパイナップルパーク(名護市)
カート「パイナップル号」に乗ってパイナップル畑の中を進み、試食やスイーツも楽しめる施設です。
天気に左右されにくく、小さな子どもがいる家族旅行で特に喜ばれます。
やんばるの森(国頭村・東村ほか)
本島北部に広がる亜熱帯の森で、奄美大島や西表島とともに2021年から世界自然遺産になっています。
ヤンバルクイナなどの固有種が暮らす森は、ガイド付きのトレッキングやマングローブのカヌーで入るのが基本です。
那覇からは片道2時間半〜3時間ほどかかるため、北部に1泊する日程のほうが無理がありません。
慶良間諸島(離島)
那覇の泊港から高速船で1時間弱で渡れる島々で、「ケラマブルー」と呼ばれる透明度の高い海が魅力です。
日帰りもできますが、冬場はホエールウォッチングの拠点にもなるので、季節によって楽しみ方が変わります。
石垣島・宮古島(離島)
本島とは別の旅として考えたほうがいいほど、見どころの多い島です。
石垣島は竹富島や西表島への玄関口、宮古島は伊良部大橋や与那覇前浜ビーチなどの海の景色で人気があります。
本島から乗り継ぐより、東京や大阪から直行便で入るほうが時間を有効に使えます。
沖縄観光のベストシーズンと気候
海も観光も両方楽しみたいなら、梅雨明け直後の6月下旬〜7月上旬と、暑さがやわらぐ10月〜11月がねらい目です。
沖縄の梅雨は本土より早く、例年5月上旬〜6月下旬ごろにあたります。
7月〜9月は海のベストシーズンですが、台風が来ると飛行機や船が止まり、予定がまるごと崩れることがあります。
この時期に行くなら、旅行保険や変更しやすい予約プランを選んでおくと安心です。
12月〜2月は海水浴には寒いものの、晴れた日は半袖で歩ける日もあり、航空券やホテルが安くなりやすい時期です。
1月下旬〜2月上旬には本部町の八重岳などで寒緋桜が咲き、日本で一番早いお花見ができます。
| 時期 | 特徴 | 向いている旅 |
|---|---|---|
| 3〜4月 | 気温が上がり始め、雨も少なめ | 観光中心・海開き |
| 5〜6月 | 梅雨。梅雨明け後は海がきれい | 6月下旬以降の海遊び |
| 7〜9月 | 真夏。台風シーズン | 海水浴・マリンアクティビティ |
| 10〜11月 | 暑さが落ち着き過ごしやすい | 観光と海の両方 |
| 12〜2月 | 肌寒い日もあるが旅費は下がりやすい | 観光・ホエールウォッチング・桜 |
沖縄観光は何泊がいい?2泊3日のモデルコース
本島の南部から北部まで一通り回るなら、2泊3日が最低ライン、3泊4日あれば余裕をもって楽しめます。
1日で那覇と北部を往復すると移動だけで4時間以上かかるので、2泊のうち1泊を北部か中部に取るのがコツです。
1日目:那覇・南部をめぐる
午前に那覇空港に着いたら、レンタカーを受け取って首里城公園へ向かいます。
午後は斎場御嶽やおきなわワールドを回り、夜は国際通りで沖縄料理を楽しみましょう。
2日目:中部から北部へ
朝いちばんに青の洞窟のシュノーケルツアーに参加し、昼過ぎに万座毛へ寄ります。
そのまま北上して古宇利島をドライブし、夕方に美ら海水族館へ入館すれば料金も安く、館内も比較的すいています。
この日は本部町か名護市あたりに泊まります。
3日目:北部から那覇へ戻る
朝の備瀬のフクギ並木を散歩してから、ナゴパイナップルパークに立ち寄ります。
帰りは美浜アメリカンビレッジでランチと買い物を済ませ、瀬長島ウミカジテラスで時間を調整して空港へ向かいます。
レンタカーの返却や手続きで1時間ほど見ておくと、飛行機の時間に焦らずにすみます。
沖縄への行き方と航空券を安く取るコツ
本土から沖縄へは飛行機で行くのが基本で、羽田からなら那覇まで約2時間半、関西からなら約2時間が目安です。
大手航空会社のほかに格安航空会社(LCC)も多く就航しているので、出発地や時期によって運賃に大きな差が出ます。
安く取るなら、次のポイントを押さえておきましょう。
- 夏休み・GW・年末年始を外し、平日発着にする
- 早めに予約できる割引運賃を使う
- 成田や関西発のLCC便も比較に入れる
- ホテルとセットのツアーと単品手配の総額を比べる
出発地ごとの運賃や航空会社の違いは、格安航空券比較サイトの沖縄行きの格安航空券を探せるページでまとめて比べられます。
台風シーズンに行く場合は、運賃の安さだけでなく、欠航時の払い戻しや便の振り替えの条件も確認しておきましょう。
沖縄観光の移動手段はレンタカーが中心
沖縄本島には鉄道がなく、那覇市内を走るモノレール「ゆいレール」以外は車移動が基本です。
| 移動手段 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|
| レンタカー | 北部や南部まで広く回りたい人 | 那覇周辺の渋滞・繁忙期の予約争い |
| ゆいレール | 那覇市内だけで過ごす人 | 那覇空港〜てだこ浦西間のみ |
| 路線バス・高速バス | 運転しない人 | 本数が少なく時間が読みにくい |
| 観光バスツアー | 効率よく定番を回りたい人 | 自由時間が限られる |
北部まで足を延ばすなら、レンタカーがいちばん自由に動けます。
ただし夏休みや連休は台数が足りなくなり、料金も跳ね上がるため、航空券と同じタイミングで予約しておくのが鉄則です。
運転しない人は、那覇市内はゆいレール、北部へは美ら海水族館行きの高速バスや観光バスツアーを組み合わせると回れます。
沖縄観光で味わいたいご当地グルメ
観光と同じくらい楽しみにしたいのが、沖縄ならではの食べものです。
- 沖縄そば:かつおと豚のだしに、小麦粉の太めの麺。ソーキ(豚のあばら肉)をのせたソーキそばが定番
- ゴーヤーチャンプルー:ゴーヤーと豆腐、卵、ポークを炒めた家庭料理
- タコライス:ごはんの上にタコスの具をのせた、沖縄生まれの洋風料理
- 海ぶどう:ぷちぷちした食感の海藻。三杯酢でさっぱり食べる
- ブルーシールアイス:紅いもやさとうきびなど沖縄らしい味がそろうアイス
- サーターアンダギー:沖縄風のドーナツで、食べ歩きにも土産にも向く
沖縄そばは地域ごとに麺やだしの個性が違うので、南部と北部で食べ比べてみるのもおもしろいですよ。
沖縄観光のよくある質問
沖縄観光の予算はどのくらい?
時期と出発地で大きく変わりますが、本土から2泊3日なら1人あたり5万〜10万円ほどを見ておくと計画を立てやすいです。
夏休みやGWは航空券・ホテル・レンタカーがそろって高くなるため、同じ日程でも閑散期の倍近くかかることがあります。
車を運転しなくても沖縄観光はできる?
できます。
那覇市内はゆいレールと徒歩で十分回れますし、北部は高速バスや観光バスツアー、タクシーの貸切を使えば美ら海水族館や古宇利島にも行けます。
雨の日はどこに行けばいい?
美ら海水族館、おきなわワールドの玉泉洞、ナゴパイナップルパークなど屋内中心の施設が向いています。
那覇なら国際通り周辺のアーケード街も雨に濡れずに歩けます。
沖縄の海で泳げるのはいつまで?
海開きは例年3月下旬〜4月ごろで、多くのビーチでは10月ごろまで遊泳できます。
遊泳期間や監視員がいる時間はビーチごとに違うため、行く前に各ビーチの案内を確認してください。